美味しい土鍋ご飯の炊き方

ご飯用の土鍋で炊く

萬古焼 ご飯土鍋 7合炊き 伊賀風 M4808

 

日本人にとってどんな美味しい料理よりも一番飽きずに美味しいのが「ご飯」でしょう。昔ながらのかまどで炊いた「ご飯」を食べた経験のある人なら、これが一番美味しいご飯だと思っている人も多いかもしれません。

 

しかし、今時かまどがあるような家はかなり稀少で、まず現実的にはありえないことです。そこで土鍋を使うことでかまどに近い状態をつくるというのがお勧めになってくるわけで、前項ではそうしたご飯の炊き方について説明をしたのですが、最近ではご飯専用の土鍋もいろいろ登場してきています。

 

こうした炊飯用土鍋には、専用の内蓋がついていることが多く、まるで家庭のかまどで炊いたようなふっくらとした美味しいご飯が誰でも簡単にできるのが特徴にもなっています。

 

もちろん少量でも美味しいご飯が炊ける事は言うまでもありません。炊飯用土鍋でのポイントは、好みの水加減によって案外炊きあがりが変化することで、これは何回か試してみてベストポイントを掴むようにすることが大切です。

 

又、内蓋をすることにかなり効果があるようで、水を入れた状態でしばらく置くのですが、30分以上かけて充分に水を吸わせるようにしてください。

 

外蓋をかぶせて火にかけ、強火で沸騰させ、湯気が出たら弱火にするのは同様で、1合で9分、2合で11分が目安です。オコゲを作りたい場合はもう少し時間をかけます。そして蓋をしたまま蒸らすのは10分程度です。これで蓋を開ければ感性で、冷めても美味しいのが嬉しい点です。