IHの土鍋
TAMAKI 土鍋 サーマテック カーサ 3-4人用 アイボリー 直径29.5×奥行25.3×高さ13.7cm 電子レンジ・オーブン・直火・IH対応 吹きこぼれにくい 軽量 T-920992
ここまで土鍋を使った美味しいご飯の炊き方についてお話ししてきましたが、最近はオール電化の家も増えてきており、それだと土鍋が使えないのではと、心配する人もいることでしょう。
それでも鍋だけはカセットコンロを使おうと考えるかもしれません。しかし、ガスレンジでの直火の使用そのものが禁止されて電磁調理器だけの集合住宅も増えています。そんな場合にはIH対応の土鍋の活用がお勧めとなります。
しかし土鍋はその名の通り「土」が原料なのでどうやってIH対応になるのか不思議でもありますね。これはIH対応土鍋には発熱させるための極薄の銀転写膜が底に張ってあり、この薄い膜を発熱させているのです。
もちろん、膜と土鍋の間に水蒸気が発生すると膜が傷んで通電せず、機能しなくなるので、そうならないように非常に高い精度で作られています。そもそもIHは金属を発熱させる構造で、磁力線の働きで、金属自身をヒーターのように発熱させる仕組みとなっています。（Induction Heating：電磁誘導加熱）
これはこれで大変高機能で便利なものですが、お鍋をする時は、やっぱり土鍋じゃないと雰囲気が出ないのが難点かもしれません。土鍋からは遠赤外線も発するので温かさも違うように感じるものです。
こうした中、各電力会社からはじめてIH土鍋として推奨された製品が「サーマテックIH土鍋」で、これはピンホールひとつ、染みひとつ許されないという基準で作られています。これなら、前述した土鍋でのご飯の炊き方がそのまま利用できるので、大変便利です。